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ロトポータル2023ポケモンSV構築記事分析

ロトポータルへようこそ! Twitter:@rotoportal

ロトポータルではSVのシーズン1以降、S12までに(2023年1月-12月)3桁以内の記事が合計1557記事が集計されました。

今回はそのデータについて有志で分析した結果を報告します。

今回の分析はSV発売後にロトポータルに登録された記事すべてをシーズン/レギュレーションに依らず同一に集計したものです。特記がない限り、使用率はSVの記事全体を使用した集計結果ですが、「補正」と書かれたものは、解禁されていなかったシーズン分の重みづけを行っています。

レギュレーションAで追加されたポケモンは12シーズン解禁されているので、1倍。レギュレーションBで追加されたパラドックスポケモンは10シーズン解禁されているので12/10倍。レギュレーションCで追加された厄災ポケモンは8シーズン解禁されているので12/8倍。、レギュレーションDで追加された過去作準伝説ポケモンは5シーズン解禁されているので12/5倍。レギュレーションEで追加されたポケモンとそれより1シーズン早く解禁されたオーガポン。ともっこなどはそれぞれ2・3シーズン解禁されているので12/2・12/3倍。

通常の集計では遅く解禁されたポケモンは使用されたシーズン数が少なくなるため、実際のカイリューなどに比べてサンプル数が必然的に少なくなります。ご了承下さい。

以下の図は今回の分析の対象記事の内訳です。1-99位の記事が585記事、100-299が342記事、300-999位が630記事あります。

ポケモンSVロトポータルKP

ポケモンKP

ポケモンごとに見ると、ミミッキュガブリアスセグレイブなどが一般的な認識より高いことが分かる。これは解禁されたシーズンの違いによることが分かる。

シーズン補正ポケモンKP

各ポケモンが追加されたシーズンによってKPに倍率をかけている。(12/10,12/8,12/5,12/3,12/2)

いわゆるBIG6系統のポケモンが採用されているが読み取れる。

カイリューはSVでのパーティの半分以上に採用されていることが分かる。ハバタクカミはもしシーズン1に解禁されていたら現在までに半分以上の採用率があったであろうと考えられる。

最終2桁と最終3桁で採用されているポケモンの差は?

計算方法

2桁帯の585記事と2桁帯のパーティを除いた100-999位の972記事それぞれにおける各ポケモンの採用率を計算し、それぞれの差分を計算した。

2桁帯でより多く採用されているポケモンは、カイリューが15%以上、イーユイハバタクカミが10%以上と大きく採用率が異なっている。イーユイは使用率の割に2桁帯で多く使用されているポケモンであり、素の耐久力の低さを引き換えに高火力を押し付けるプレイスタイルに練度が必要とされていることが分かる。

むしろ2桁帯であまり結果を出していないポケモンとしてはセグレイブコノヨザルドラパルトが挙げられる。いわゆる受けポケモンのヘイラッシャアーマーガアラッキーなどのポケモンも2桁帯で結果を出せておらず、このようなポケモンをSV対戦環境で使用する難しさを表している。

順位別採用率に関しても興味深い結果が得られた。

カイリューに至っては2桁帯で65%以上のパーティに採用されており、これはポケモンSVで3回2桁で潜ったら約2試合はカイリューがいることになる。

おおむね上位帯においてBIG6系統のポケモンの採用率が高く、上位勢に好まれている並びであることが分かる。

3桁帯で多いポケモンに注目すると、いわゆるレギュレーションAから活躍していたポケモンも多く、それに比べて2桁帯の使用率は途中追加されたポケモンにも適応を続けてることが分かる。そのような新ポケモンに適応する能力も必要とされていることが分かる。

さいごに

ロトポータルのX(Twitter)でも個々のポケモンに着目した切り口で分析結果があるのでぜひチェックして下さい!こちら

今回使用したデータは来年頭ぐらいを目安に匿名化した形で一般の方もデータ分析が行えるように配布する予定です。

2023年12月29日-ロトポータル